2010年09月28日

フランス料理のマナー(食後のお茶)

フランス料理のフルコースがデザートまで終わると、最後にコーヒーか紅茶が出されます。これらを飲む場合にもちょっとしたマナーがありますから、ぜひ覚えておいてください。




これは、フランス料理店に限ったことでなく、普通のレストランや喫茶店においても使えるマナーですから、覚えておいて損はありません。まずはカップの持ちかたからまいりましょう。




一般的な大きさのカップの場合には、カップの耳部分に人差し指をひっかけて、親指と中指で支えるような感じで持ちます。これは特に難しい持ちかたではなく、普通、このようにしているのではないでしょうか。




そうでないかただけ、気を付けるようにしてください。近年、エスプレッソコーヒーを飲む習慣もすっかり根付いたようですが、あのような小さなカップの場合には、持つ時にコーヒーカップの耳に指は入れません。




人差し指と親指でつまむような感じで持つのが良いでしょう。どちらのカップの場合にも小指を立てるのはいけません。




コーヒーや紅茶にお砂糖を入れるかたは、スプーンを使用しますが、この場合にも極力、音を立てないようにかき混ぜて下さい。使用したスプーンは、必ずソーサーの向こう側に上向きにして置いておきます。




お砂糖などを全く入れずにスプーンを使用しないかたも、飲むときには同じようにスプーンをソーサーの向こう側へ上向きに置いておきます。もしも、テーブルが非常に遠い場合・・・たとえばソファなどに座ってお茶をいただく場合には、ソーサーも膝のあたりまで持ってきて飲むのがお上品です。




ティーナプキンがあれば、それを膝に敷いて、なければハンカチなどを敷いていただいてください。

コックさんが使ってるフライパン


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Posted by てこちゃん  at 11:10 │Comments(0)食中マナー

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